デトックスの季節 春🌸
日ごとに少しずつ暖かくなり、
道端にも小さなお花が咲きだしましたね🌼
春は始まりの季節にあたり、
この時期に身体を整えることは
1年を元気に過ごすためにも大切なことです。
少し長くなりますが
春と深い関わりのある肝臓について。
春は新陳代謝が活発になり、冬に溜まった
老廃物を発散していきます。
また、少し汗をかきやすくなったり、
気持ちが浮きだったりします。
中医学では、肝臓は、のびのびとしている状態を好むのが特徴のため、季節の変わり目で
生活環境の変化の多い春は、
ストレスや不安わ感じやすい時期となります。
➖主な症状➖
・気の停滞(情緒不安定や食欲不振)
肝は、全身の気(エネルギー)の流れをスムーズにすることで、精神を安定させたり、胃腸の働きを助けたり、胆汁生成を促進、血流を調節したりといった働きを担っています。
肝はストレスの影響を受けやすく、ストレスがたまり「気」の流れが滞ると、
情緒不安定、脾胃(消化器系)の不調、血行不良、婦人科系トラブルなど、様々な不調が現れます。
ふき、たけのこ、クレソンなどが良いです。
・血の不足(痺れや痙攣)
中医学でいう「筋」は、筋肉と骨に付いている腱、筋膜、靭帯など関節をサポートする器官のこと。
肝は、血液循環によって、筋に栄養を送り、関節の運動を助けています。肝の血が不足し、血液の調節機能が低下すると、筋に十分な栄養を送れず、運動機能の低下や痺れや痙攣、足腰が動かしにくいといった症状が起こることがあります。また、肝の状態は爪に現れることもあり、爪が薄くなったり、ツヤが悪くなる、割れやすくなることがあります。
(めまいや月経不順)
肝は「血の貯蔵庫」と考えられており、活動している時には、必要に応じて血を送り出し、睡眠時に血を肝に集めて蓄えるという働きをしています。栄養不足やストレスなどで
肝の働きが弱くなると、貯蔵や調節する機能も低下してしまうため、めまいや月経不順、鼻血などの症状が起こります。
血が不足しがちなため血を補うことが大切です。
・(ドライアイや目のかすみ)
経脈で繋がっているため、「肝は目につながる」ともいわれ、目は肝と深い関係があります。
過労や老化などで、肝の働きが低下したり、肝の血が不足すると、眼精疲労や目のかすみ、視力低下、涙が出やすい、目の充血、ものもらい、ドライアイなどの症状が現れます。
あさり、グリーンピース、はまぐり、レバー、ひじき、人参、ブルーベリーなどが良いです。
暖かくなり心身の活動が盛んになると、それに伴い感情の起伏も大きくなります。
お天気のいい日などは、
散歩などを楽しむなど肝の負担を軽くし、
ストレスをためない習慣を心がけ、
心も身体もスッキリ気持ちよく過ごしたいですね( ´ ▽ ` )ノ
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